冷たい校舎の時は止まる 辻村深月

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テレビウォッチャーあきがテレビ番組の感想や読書の日々を徒然なるままに書き綴る

2009年08月27日

冷たい校舎の時は止まる 辻村深月

ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。
どうしてもあかない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。
不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヶ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし、8人は死んだクラスメートの名前が思い出せない。死んだのは誰!?誰もが過ぎる青春という時代をリアルに切なく描いた長編傑作!



以前読んだ同作者の「凍りのくじら」と似たような(ちょっと不思議なミステリ)。ちょっとオカルトがはいってる。

で、この作者の作品は2作しか読んでないけど、やっぱり心理描写がうまい。そして、伏線の張り方もうまい。

上・中・下巻と量は多いけれど一気に読めた。


ただ、登場人物達が閉じ込められたことによって自分の過去を振り返るシーンがダラダラと多くてちょっとくどかったのと、登場人物達が妙に大人で冷静すぎるのが納得できなかった、一人くらい取り乱すキャラはいないのか。それとも自分の思考が子供過ぎるのか。


ラストはやはり「凍りのくじら」のように、切ないんだけど爽やかな読後感。ちゃんとミステリっぽいどんでん返しもあったりしてサービス満点。


これはあれかな、やっぱり、違う視点から見なければ物事はわからないって事を言いたかったんだろうか。どっちが被害者かわからない。

今、気付いたけど3巻くっつけると大きな校舎な絵になるのか。

86点




posted at 20:42
カテゴリー:読書作家別・た〜
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