読書作家別・か〜

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読書と動画の日々@あきログ

テレビウォッチャーあきがテレビ番組の感想や読書の日々を徒然なるままに書き綴る

2009年08月30日

モノレールねこ 加納朋子

時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎない―「家族」という絆。

デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)
夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)
家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)
私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)

ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)
会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)



この人の書く「日常の謎系ミステリ」は何冊か読んでいたけど、これはまた違った感じの短編集。

どれもベタっぽい展開で(こうなるとわかってるけど泣かせられる)。

ただ、この人の作品は「日常の謎系ミステリ」でもそうだけど単純な「ホノボノ感動話」で終わらずに必ず毒が入っているので、なんとか楽しめた。
ホノボノ話の中にピリッと人の心の闇。

でもやっぱ物足りない。消化不良。ミステリが読みたい。

74点


タグ:加納朋子
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2009年08月27日

陰日向に咲く 劇団ひとり

ホームレスを切望するサラリーマン、老婆を騙そうとする小心ギャンブラーら、落ちこぼれたちの純真を愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説。お笑い芸人として活躍する著者のデビュー作。



いまさらだけど、劇団ひとりの話題作を読了。

ただの短編集かと思いきや、それぞれの話が微妙にリンクした私の好きな構成。

そしてとにかく読みやすい。難しい表現なども無いので早い人なら2〜3時間で読み終わるかも。


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2009年07月20日

夜の蝉 北村薫

呼吸するように本を読む主人公の「私」を取り巻く女性たち―ふたりの友人、姉―を核に、ふと顔を覗かせた不可思議な事どもの内面にたゆたう論理性をすくいとって見せてくれる錦繍の三編。
色あざやかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線が読後の爽快感を誘う。
第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面作家だった著者が素顔を公開するきっかけとなった第二作品集。
収録作
「朧夜の底」
「六月の花嫁」
「夜の蝉」




多分三冊目に読んだ円紫さんシリーズ、読む順番はバラバラ。
読書と落語が好きな大学生「私」はあるきっかけで落語家の「円紫師匠」と知り合いになる、この円紫さんに「私」は日常に起こった不可解な謎を語る。


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2009年07月17日

星降り山荘の殺人 倉知淳

雪に閉ざされた山荘。
ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。
交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件…。
果たして犯人は誰なのか!?あくまでもフェアに、読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。





賛否両論の多い作品みたいだけど好き。

雪に閉ざされた山荘物、もうそれだけで好き。

ミステリ物のベタな展開でますます好き。

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2009年07月10日

迷宮Labyrinth 倉阪鬼一郎

うち捨てられた病院で起きた荒唐無稽な不可能犯罪。
収容されていた院長の娘が密室で刺殺され、凶器の短剣も“三重の密室”から、持ち出されていた。
彼女が遺した奇怪な小説『迷宮Labyrinth』は何を語る?不吉な紅姫の伝説とは?混沌のなか惨劇はエスカレートし、悪魔的終局が現出する。これぞ鬼才の精華!






多分はじめて読む作家さん。

雰囲気だけで言えばもんのすごく綾辻行人臭がした。
病院が舞台で色がキーポイントでちょいグロ。白痴っぽい美少女。
「囁き」シリーズと「殺人鬼2」を足して割って、ミステリ要素を引いたような。


行間に
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2009年06月16日

スペース 加納朋子

「ななつのこ」「魔法飛行」の続編ですが本作のはじめに書かれているようにこの作品だけでも楽しめます。
でも順番に読めば楽しさプラス120。

いつものように駒子からあの人へ渡される謎を含んだ手紙、学校生活を書き綴ったなにげない手紙に隠された謎とは…。
スペースとバック・スペースの2話が収録されており、スペースの裏話的な物語としてバック・スペースが収録。


正直スペースにはいい意味で騙された。
最後の謎解きまでまったく気付かなかった。でも謎解きまでがちょっとだるかったな。手紙をもう少し短くしてほしかったけど、それも謎解きにかかわるから無理か。本筋よりも駒子とあの人の関係がどうなるのかが気になった。

バック・スペースは続きはココ
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